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2022年08月 アーカイブ

2022年08月02日

新型肺炎ウイルス禍―どうなって、今は(つづき15)(随時加筆)

新型コロナウイルス
      
世界の感染者総数6億0305万6865(+78万7421)、死亡者総数649万4858(+3949)
 上位国    感染者         死亡者     ()は前日比                  アメリカ9453万2122(+15万1129)    104万6243(+1480)
  インド  4443万6339(+?万)   52万7911(+?)   
ブラジル 3442万9853(+1万5842)   68万3965(+114)         
  ロシア 1924万4647(+4万5784)     37万6558(+89)
   フランス3474万5833(+1万9564)   15万5133(+54)         
イギリス  2373万8011(+2万9171)       20万6317(+591)                  
  * トルコ1667万1848(+万)   10万0400(+)  17日のまま     
 *スペイン1334万2530(+)    11万2600(+) 8月31日のまま                           
   ドイツ 3218万4553(+?万)    14万7494(+?)        
    イタリア 2186万7757(+2万1814)      17万5595(+90)
    
  インドネシア635万8808(+4563)   15万7566(+25) 
   フィリピン388万0229(+1495)     6万1814(+41) 
   日本 1911万7867(+14万9904)人    4万0261(+306)(午後8時0分現在 朝日)
    韓国   2332万7897(+8万1499)   2万6876(+112)
    中国 249万8088(+1万1225)     1万4922(+9)
  <9月1日午後5時現在>
                (米ジョンズ・ホプキンス大学の集計から)
                                
日本国内      
               上位都道府県  感染者数    死亡
                   東京都294万0070(+1万4451)  5351(+30)
                  大阪府192万8878(+1万1095)   6045(+27)
                   神奈川県136万2276(+5760) 2797(+22) 
                  埼玉県107万1916(+7493)   2111(+18)
                  愛知県122万0041(+1万0101)    2640(+15)
                  北海道65万6283(+5637)   2429(+8)
                  兵庫県91万2559(+7410)    2652(+18)                                        
                  千葉県 85万2734(+6051)   2261(+13)         
                   福岡県99万1963(+7595)   1760(+24)               
                  京都府43万1001(+3685)     916(+8)                                                          
                  沖縄県 47万6686(+2040)  623(+8)
                  広島県36万9549(+4774)   651(+2)
                                    
                  宮城県22万7909(+2104)    310(+4)
                  福島県15万5095(+2192)     244(+0)
                  山形県8万4026(+1729)     156(+3)
                  岩手県9万2301(+1162)     165(+2)
           クルーズ船 感染者723人 死亡13人
         <9月1日午後8時0分現在>  [世界・日本ともに朝日より]

   国内ワクチン接種率―9月1日、全体の2回目接種率81.4%
                   3回目    64.7%
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8月31日、山形県内の新規感染者1682人―①山形市326人、②寒河江市86人、③上山市57人、⓸天童市115人、⓹東根市100人、⑥村山市29人、⑦尾花沢市11人、⑧中山町20人、⑨西川町4人、⑩河北町7人、⑪山辺町21人、⑫大石田町8人、⑬大江町6人、⑭朝日町6人、⑮新庄市87人、⑯舟形町2人、⑰金山町8人、⑱真室川町6人、⑲最上町9人、⑳鮭川村7人、㉑大蔵村10人、㉒戸沢村6人、㉓米沢市120人、㉔南陽市52人、㉕長井市48人、㉖白鷹町9人、㉗飯豊町11人、㉘高畠町23人、㉙川西町19人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市227人、㉜酒田市166人、㉝庄内町32人、㉞遊佐町25人、㉟三川町9人、㊱県外6人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設2ヵ所で計20人、②米沢市ー介護施設で7人、③舟形町ー障碍者施設で6人、⓸大蔵村—介護施設で5人
 30日、山形県内の新規感染者1324人―①山形市250人、②寒河江市103人、③上山市53人、⓸天童市77人、⓹東根市84人、⑥村山市33人、⑦尾花沢市14人、⑧中山町11人、⑨西川町5人、⑩河北町11人、⑪山辺町10人、⑫大石田町11人、⑬大江町15人、⑭朝日町3人、⑮新庄市37人、⑯舟形町3人、⑰金山町3人、⑱真室川町7人、⑲最上町8人、⑳鮭川村10人、㉑大蔵村9人、㉒戸沢村2人、㉓米沢市110人、㉔南陽市50人、㉕長井市46人、㉖白鷹町25人、㉗飯豊町20人、㉘高畠町15人、㉙川西町22人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市144人、㉜酒田市91人、㉝庄内町17人、㉞遊佐町14人、㉟三川町1人、㊱県外6人
    山形県内のクラスター-新たに‐①鶴岡市―医療機関で利用者ら20人、②鮭川村ー介護施設で利用者ら7人
 29日、山形県内の新規感染者759人―①山形市183人、②寒河江市27人、③上山市20人、⓸天童市26人、⓹東根市44人、⑥村山市13人、⑦尾花沢市5人、⑧中山町5人、⑨西川町1人、⑩河北町15人、⑪山辺町9人、⑫大石田町7人、⑬大江町1人、⑭朝日町3人、⑮新庄市24人、⑯舟形町0人、⑰金山町5人、⑱真室川町1人、⑲最上町1人、⑳鮭川村4人、㉑大蔵村0人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市91人、㉔南陽市35人、㉕長井市14人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町12人、㉘高畠町16人、㉙川西町16人、㉚小国町0人、㉛鶴岡市71人、㉜酒田市60人、㉝庄内町19人、㉞遊佐町10人、㉟三川町3人、㊱県外3人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で11人
 28日、山形県内の新規感染者1340人―①山形市272人、②寒河江市48人、③上山市39人、⓸天童市59人、⓹東根市66人、⑥村山市28人、⑦尾花沢市12人、⑧中山町12人、⑨西川町2人、⑩河北町20人、⑪山辺町11人、⑫大石田町11人、⑬大江町6人、⑭朝日町2人、⑮新庄市42人、⑯舟形町0人、⑰金山町3人、⑱真室川町0人、⑲最上町3人、⑳鮭川村2人、㉑大蔵村3人、㉒戸沢村3人、㉓米沢市97人、㉔南陽市23人、㉕長井市30人、㉖白鷹町19人、㉗飯豊町9人、㉘高畠町20人、㉙川西町24人、㉚小国町0人、㉛鶴岡市231人、㉜酒田市154人、㉝庄内町45人、㉞遊佐町28人、㉟三川町9人、㊱県外7人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で8人、②米沢市ー介護施設で6人
 27日、山形県内の新規感染者1610人―①山形市446人、②寒河江市61人、③上山市67人、⓸天童市89人、⓹東根市82人、⑥村山市30人、⑦尾花沢市18人、⑧中山町15人、⑨西川町6人、⑩河北町22人、⑪山辺町15人、⑫大石田町10人、⑬大江町8人、⑭朝日町5人、⑮新庄市33人、⑯舟形町4人、⑰金山町7人、⑱真室川町2人、⑲最上町8人、⑳鮭川村3人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市131人、㉔南陽市44人、㉕長井市54人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町6人、㉘高畠町24人、㉙川西町25人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市182人、㉜酒田市117人、㉝庄内町31人、㉞遊佐町27人、㉟三川町6人、㊱県外11人
    山形県内のクラスター-新たに‐①舟形町―介護施設で職員2人と利用者5人、②米沢市ー介護施設で職員1人と利用者5人
 26日、山形県内の新規感染者1400人―①山形市318人、②寒河江市56人、③上山市41人、⓸天童市91人、⓹東根市70人、⑥村山市19人、⑦尾花沢市24人、⑧中山町15人、⑨西川町0人、⑩河北町21人、⑪山辺町17人、⑫大石田町9人、⑬大江町10人、⑭朝日町2人、⑮新庄市20人、⑯舟形町7人、⑰金山町9人、⑱真室川町3人、⑲最上町6人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村0人、㉓米沢市92人、㉔南陽市40人、㉕長井市27人、㉖白鷹町6人、㉗飯豊町11人、㉘高畠町24人、㉙川西町24人、㉚小国町8人、㉛鶴岡市198人、㉜酒田市156人、㉝庄内町37人、㉞遊佐町21人、㉟三川町5人、㊱県外6人
    山形県内のクラスター-新たに‐①川西町―介護施設で利用者3人と職員2人
 25日、山形県内の新規感染者1898人―①山形市499人、②寒河江市71人、③上山市43人、⓸天童市101人、⓹東根市69人、⑥村山市25人、⑦尾花沢市33人、⑧中山町12人、⑨西川町7人、⑩河北町26人、⑪山辺町9人、⑫大石田町15人、⑬大江町10人、⑭朝日町7人、⑮新庄市49人、⑯舟形町8人、⑰金山町5人、⑱真室川町11人、⑲最上町6人、⑳鮭川村3人、㉑大蔵村4人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市153人、㉔南陽市52人、㉕長井市54人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町22人、㉘高畠町26人、㉙川西町30人、㉚小国町7人、㉛鶴岡市293人、㉜酒田市163人、㉝庄内町31人、㉞遊佐町23人、㉟三川町8人、㊱県外8人
    山形県内のクラスター-新たに‐①新庄市―医療機関で利用者ら18人、福祉施設で利用者6人、②米沢市ー介護施設で利用者ら6人
 24日、山形県内の新規感染者1803人―①山形市273人、②寒河江市83人、③上山市51人、⓸天童市148人、⓹東根市119人、⑥村山市35人、⑦尾花沢市119人、⑧中山町12人、⑨西川町5人、⑩河北町41人、⑪山辺町21人、⑫大石田町15人、⑬大江町15人、⑭朝日町4人、⑮新庄市36人、⑯舟形町8人、⑰金山町4人、⑱真室川町5人、⑲最上町11人、⑳鮭川村0人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村10人、㉓米沢市155人、㉔南陽市46人、㉕長井市51人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町23人、㉘高畠町27人、㉙川西町31人、㉚小国町6人、㉛鶴岡市196人、㉜酒田市247人、㉝庄内町45人、㉞遊佐町23人、㉟三川町6人、㊱県外9人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で利用者ら5人、障害者施設で利用者6人
 23日、国内感染―新規死者数(343人)過去最多
    山形県内の新規感染者1427人―①山形市323人、②寒河江市60人、③上山市47人、⓸天童市75人、⓹東根市74人、⑥村山市32人、⑦尾花沢市31人、⑧中山町17人、⑨西川町7人、⑩河北町18人、⑪山辺町15人、⑫大石田町10人、⑬大江町13人、⑭朝日町6人、⑮新庄市64人、⑯舟形町5人、⑰金山町9人、⑱真室川町19人、⑲最上町15人、⑳鮭川村0人、㉑大蔵村4人、㉒戸沢村16人、㉓米沢市108人、㉔南陽市40人、㉕長井市35人、㉖白鷹町22人、㉗飯豊町14人、㉘高畠町15人、㉙川西町24人、㉚小国町2人、㉛鶴岡市127人、㉜酒田市120人、㉝庄内町26人、㉞遊佐町11人、㉟三川町6人、㊱県外17人
 22日、山形県内の新規感染者1108人―①山形市351人、②寒河江市23人、③上山市13人、⓸天童市43人、⓹東根市52人、⑥村山市18人、⑦尾花沢市30人、⑧中山町4人、⑨西川町1人、⑩河北町13人、⑪山辺町17人、⑫大石田町9人、⑬大江町3人、⑭朝日町7人、⑮新庄市41人、⑯舟形町6人、⑰金山町2人、⑱真室川町4人、⑲最上町6人、⑳鮭川村0人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市128人、㉔南陽市40人、㉕長井市12人、㉖白鷹町8人、㉗飯豊町9人、㉘高畠町31人、㉙川西町25人、㉚小国町6人、㉛鶴岡市80人、㉜酒田市71人、㉝庄内町13人、㉞遊佐町14人、㉟三川町1人、㊱県外22人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で利用者6人
 21日、山形県内の新規感染者1804人―①山形市396人、②寒河江市46人、③上山市47人、⓸天童市135人、⓹東根市94人、⑥村山市34人、⑦尾花沢市45人、⑧中山町20人、⑨西川町2人、⑩河北町23人、⑪山辺町19人、⑫大石田町15人、⑬大江町13人、⑭朝日町8人、⑮新庄市50人、⑯舟形町3人、⑰金山町6人、⑱真室川町26人、⑲最上町16人、⑳鮭川村1人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村14人、㉓米沢市182人、㉔南陽市23人、㉕長井市34人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町15人、㉘高畠町20人、㉙川西町31人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市206人、㉜酒田市171人、㉝庄内町30人、㉞遊佐町20人、㉟三川町9人、㊱県外34人
 20日、山形県内の新規感染者1999人(最多更新)―①山形市446人、②寒河江市71人、③上山市44人、⓸天童市166人、⓹東根市90人、⑥村山市34人、⑦尾花沢市41人、⑧中山町16人、⑨西川町5人、⑩河北町25人、⑪山辺町35人、⑫大石田町14人、⑬大江町28人、⑭朝日町3人、⑮新庄市60人、⑯舟形町3人、⑰金山町17人、⑱真室川町17人、⑲最上町9人、⑳鮭川村8人、㉑大蔵村5人、㉒戸沢村13人、㉓米沢市123人、㉔南陽市49人、㉕長井市60人、㉖白鷹町22人、㉗飯豊町22人、㉘高畠町47人、㉙川西町29人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市211人、㉜酒田市203人、㉝庄内町31人、㉞遊佐町15人、㉟三川町7人、㊱県外26人
    山形県内のクラスター-新たに‐①新庄市―障害者施設で利用者ら5人、②庄内町―医療機関で利用者ら27人
 19日、国内―新規感染者26万人超(最多更新)
    山形県内の新規感染者1978人(最多更新)―①山形市350人、②寒河江市74人、③上山市27人、⓸天童市152人、⓹東根市52人、⑥村山市35人、⑦尾花沢市52人、⑧中山町25人、⑨西川町5人、⑩河北町16人、⑪山辺町21人、⑫大石田町15人、⑬大江町33人、⑭朝日町15人、⑮新庄市62人、⑯舟形町6人、⑰金山町9人、⑱真室川町14人、⑲最上町15人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村7人、㉒戸沢村13人、㉓米沢市246人、㉔南陽市29人、㉕長井市37人、㉖白鷹町17人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町31人、㉙川西町31人、㉚小国町12人、㉛鶴岡市219人、㉜酒田市213人、㉝庄内町35人、㉞遊佐町19人、㉟三川町6人、㊱県外26人
 18日、国内―新規感染者25.5万人(最多更新)
    山形県内の新規感染者1948人(最多更新)―①山形市478人、②寒河江市72人、③上山市75人、⓸天童市117人、⓹東根市99人、⑥村山市28人、⑦尾花沢市23人、⑧中山町25人、⑨西川町4人、⑩河北町20人、⑪山辺町14人、⑫大石田町8人、⑬大江町14人、⑭朝日町5人、⑮新庄市81人、⑯舟形町3人、⑰金山町7人、⑱真室川町22人、⑲最上町14人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村4人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市145人、㉔南陽市51人、㉕長井市52人、㉖白鷹町13人、㉗飯豊町14人、㉘高畠町27人、㉙川西町27人、㉚小国町11人、㉛鶴岡市165人、㉜酒田市222人、㉝庄内町37人、㉞遊佐町13人、㉟三川町3人、㊱県外46人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―医療機関で利用者ら11人、②酒田市―病院で職員ら11人、③米沢市・長井市・戸沢村—いずれも介護施設で利用者と職員計22人
 17日、山形県内の新規感染者1643人(過去最多)―①山形市256人、②寒河江市54人、③上山市53人、⓸天童市114人、⓹東根市60人、⑥村山市18人、⑦尾花沢市33人、⑧中山町19人、⑨西川町10人、⑩河北町30人、⑪山辺町28人、⑫大石田町12人、⑬大江町8人、⑭朝日町22人、⑮新庄市106人、⑯舟形町3人、⑰金山町4人、⑱真室川町21人、⑲最上町13人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村4人、㉒戸沢村8人、㉓米沢市190人、㉔南陽市46人、㉕長井市18人、㉖白鷹町21人、㉗飯豊町12人、㉘高畠町17人、㉙川西町27人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市165人、㉜酒田市178人、㉝庄内町21人、㉞遊佐町11人、㉟三川町8人、㊱県外44人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―医療機関で利用者ら26人、②米沢市―病院で職員6人、別の病院で利用者ら5人
 16日、山形県内の新規感染者1087人―①山形市273人、②寒河江市24人、③上山市53人、⓸天童市48人、⓹東根市39人、⑥村山市21人、⑦尾花沢市9人、⑧中山町4人、⑨西川町3人、⑩河北町4人、⑪山辺町24人、⑫大石田町5人、⑬大江町5人、⑭朝日町8人、⑮新庄市55人、⑯舟形町1人、⑰金山町8人、⑱真室川町19人、⑲最上町8人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村8人、㉒戸沢村10人、㉓米沢市109人、㉔南陽市37人、㉕長井市26人、㉖白鷹町22人、㉗飯豊町11人、㉘高畠町12人、㉙川西町20人、㉚小国町9人、㉛鶴岡市81人、㉜酒田市79人、㉝庄内町11人、㉞遊佐町7人、㉟三川町2人、㊱県外27人
 15日、山形県内の新規感染者999人―①山形市308人、②寒河江市33人、③上山市15人、⓸天童市67人、⓹東根市48人、⑥村山市6人、⑦尾花沢市15人、⑧中山町17人、⑨西川町2人、⑩河北町10人、⑪山辺町3人、⑫大石田町3人、⑬大江町3人、⑭朝日町7人、⑮新庄市36人、⑯舟形町1人、⑰金山町3人、⑱真室川町11人、⑲最上町6人、⑳鮭川村1人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村1人、㉓米沢市121人、㉔南陽市17人、㉕長井市14人、㉖白鷹町3人、㉗飯豊町2人、㉘高畠町4人、㉙川西町7人、㉚小国町6人、㉛鶴岡市96人、㉜酒田市64人、㉝庄内町13人、㉞遊佐町6人、㉟三川町3人、㊱県外6人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―障害者施設で利用者ら10人、
 14日、山形県内の新規感染者1073人―①山形市303人、②寒河江市26人、③上山市30人、⓸天童市38人、⓹東根市55人、⑥村山市8人、⑦尾花沢市10人、⑧中山町13人、⑨西川町1人、⑩河北町11人、⑪山辺町13人、⑫大石田町7人、⑬大江町5人、⑭朝日町3人、⑮新庄市29人、⑯舟形町4人、⑰金山町1人、⑱真室川町18人、⑲最上町4人、⑳鮭川村4人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村0人、㉓米沢市111人、㉔南陽市38人、㉕長井市13人、㉖白鷹町8人、㉗飯豊町7人、㉘高畠町13人、㉙川西町31人、㉚小国町10人、㉛鶴岡市115人、㉜酒田市98人、㉝庄内町15人、㉞遊佐町3人、㉟三川町2人、㊱県外25人、
 13日、山形県内の新規感染者1067人―①山形市262人、②寒河江市34人、③上山市45人、⓸天童市88人、⓹東根市43人、⑥村山市16人、⑦尾花沢市11人、⑧中山町15人、⑨西川町2人、⑩河北町10人、⑪山辺町3人、⑫大石田町10人、⑬大江町7人、⑭朝日町8人、⑮新庄市46人、⑯舟形町4人、⑰金山町5人、⑱真室川町19人、⑲最上町14人、⑳鮭川村0人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村3人、㉓米沢市118人、㉔南陽市21人、㉕長井市25人、㉖白鷹町18人、㉗飯豊町9人、㉘高畠町12人、㉙川西町26人、㉚小国町5人、㉛鶴岡市82人、㉜酒田市63人、㉝庄内町11人、㉞遊佐町10人、㉟三川町4人、㊱県外17人
    山形県内のクラスター-新たに6件‐山形市と米沢市・酒田市にある計5介護施設と、山形市の障害者施設
 12日、山形県内の新規感染者1063人―①山形市365人、②寒河江市10人、③上山市24人、⓸天童市34人、⓹東根市52人、⑥村山市8人、⑦尾花沢市6人、⑧中山町11人、⑨西川町5人、⑩河北町6人、⑪山辺町9人、⑫大石田町5人、⑬大江町4人、⑭朝日町1人、⑮新庄市30人、⑯舟形町2人、⑰金山町2人、⑱真室川町6人、⑲最上町1人、⑳鮭川村1人、㉑大蔵村0人、㉒戸沢村1人、㉓米沢市143人、㉔南陽市24人、㉕長井市22人、㉖白鷹町10人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町6人、㉙川西町18人、㉚小国町7人、㉛鶴岡市122人、㉜酒田市86人、㉝庄内町14人、㉞遊佐町4人、㉟三川町5人、㊱県外16人
    山形県内のクラスター-新たに‐酒田市と三川町―3か所の介護施設で利用者と職員計35人、
 11日、山形県内の新規感染者1462人(最多更新)―①山形市353人、②寒河江市44人、③上山市43人、⓸天童市66人、⓹東根市67人、⑥村山市44人、⑦尾花沢市20人、⑧中山町11人、⑨西川町3人、⑩河北町15人、⑪山辺町13人、⑫大石田町13人、⑬大江町8人、⑭朝日町1人、⑮新庄市81人、⑯舟形町3人、⑰金山町2人、⑱真室川町20人、⑲最上町17人、⑳鮭川村2人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村6人、㉓米沢市194(過去最多)人、㉔南陽市52人、㉕長井市31人、㉖白鷹町9人、㉗飯豊町4人、㉘高畠町15人、㉙川西町19人、㉚小国町8人、㉛鶴岡市159人、㉜酒田市105人、㉝庄内町12人、㉞遊佐町5人、㉟三川町5人、㊱県外10人
 10日、山形県内の新規感染者1387人(過去最多)―①山形市304人、②寒河江市36人、③上山市60人、⓸天童市87人、⓹東根市66人、⑥村山市35人、⑦尾花沢市9人、⑧中山町19人、⑨西川町3人、⑩河北町15人、⑪山辺町7人、⑫大石田町7人、⑬大江町6人、⑭朝日町1人、⑮新庄市93人、⑯舟形町6人、⑰金山町2人、⑱真室川町20人、⑲最上町14人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村1人、㉓米沢市153人、㉔南陽市22人、㉕長井市46人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町6人、㉘高畠町16人、㉙川西町18人、㉚小国町9人、㉛鶴岡市138人、㉜酒田市132人、㉝庄内町10人、㉞遊佐町8人、㉟三川町3人、㊱県外18人
 9日、山形県内の新規感染者1064人―①山形市216人、②寒河江市49人、③上山市56人、⓸天童市74人、⓹東根市55人、⑥村山市34人、⑦尾花沢市4人、⑧中山町21人、⑨西川町7人、⑩河北町17人、⑪山辺町9人、⑫大石田町12人、⑬大江町6人、⑭朝日町0人、⑮新庄市49人、⑯舟形町1人、⑰金山町3人、⑱真室川町31人、⑲最上町4人、⑳鮭川村9人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村2人、㉓米沢市99人、㉔南陽市38人、㉕長井市20人、㉖白鷹町11人、㉗飯豊町8人、㉘高畠町15人、㉙川西町11人、㉚小国町4人、㉛鶴岡市111人、㉜酒田市48人、㉝庄内町17人、㉞遊佐町4人、㉟三川町5人、㊱県外4人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で利用者ら8人、②新庄市―介護施設で利用者ら8人、③酒田市―学童施設2ヵ所で児童計12人、保育施設で園児ら6人、事業所2ヵ所で職員計11人
 8日、山形県内の新規感染者676人―①山形市201人、②寒河江市18人、③上山市17人、⓸天童市31人、⓹東根市35人、⑥村山市16人、⑦尾花沢市3人、⑧中山町3人、⑨西川町0人、⑩河北町1人、⑪山辺町8人、⑫大石田町0人、⑬大江町4人、⑭朝日町0人、⑮新庄市35人、⑯舟形町5人、⑰金山町0人、⑱真室川町7人、⑲最上町5人、⑳鮭川村2人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村0人、㉓米沢市99人、㉔南陽市9人、㉕長井市14人、㉖白鷹町1人、㉗飯豊町0人、㉘高畠町5人、㉙川西町16人、㉚小国町3人、㉛鶴岡市60人、㉜酒田市62人、㉝庄内町4人、㉞遊佐町3人、㉟三川町3人、㊱県外5人
    山形県内のクラスター-新たに‐①鶴岡市―保育施設で園児ら12人
 7日、山形県内の新規感染者938人―①山形市232人、②寒河江市19人、③上山市38人、⓸天童市45人、⓹東根市48人、⑥村山市33人、⑦尾花沢市12人、⑧中山町5人、⑨西川町8人、⑩河北町8人、⑪山辺町11人、⑫大石田町7人、⑬大江町1人、⑭朝日町0人、⑮新庄市38人、⑯舟形町6人、⑰金山町2人、⑱真室川町17人、⑲最上町6人、⑳鮭川村8人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村2人、㉓米沢市124人、㉔南陽市13人、㉕長井市19人、㉖白鷹町0人、㉗飯豊町0人、㉘高畠町13人、㉙川西町16人、㉚小国町5人、㉛鶴岡市80人、㉜酒田市89人、㉝庄内町11人、㉞遊佐町11人、㉟三川町6人、㊱県外4人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―児童福祉施設で職員5人、二つの介護施設で利用者ら計12人、②鶴岡市―障がい者施設で利用者ら11人、③酒田市―学童施設で利用者ら6人、高校で生徒6人
 6日、山形県内の新規感染者1050人―①山形市268人、②寒河江市37人、③上山市16人、⓸天童市66人、⓹東根市63人、⑥村山市54人、⑦尾花沢市18人、⑧中山町14人、⑨西川町5人、⑩河北町14人、⑪山辺町10人、⑫大石田町8人、⑬大江町2人、⑭朝日町0人、⑮新庄市38人、⑯舟形町3人、⑰金山町9人、⑱真室川町11人、⑲最上町3人、⑳鮭川村7人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村2人、㉓米沢市116人、㉔南陽市22人、㉕長井市20人、㉖白鷹町0人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町10人、㉙川西町15人、㉚小国町5人、㉛鶴岡市63人、㉜酒田市99人、㉝庄内町15人、㉞遊佐町12人、㉟三川町9人、㊱県外11人
    山形県内のクラスター-新たに‐①東根市―介護施設で利用者ら8人、②鶴岡市―介護施設で利用者ら5人、③真室川町―介護施設で利用者ら9人、別の介護施設で利用者ら5人、⓸川西町―介護施設で利用者ら8人
 5日、国内感染―自宅療養が最多145万人、検査は自分で―キットが不足
   山形県内の新規感染者939人―①山形市293人、②寒河江市45人、③上山市19人、⓸天童市55人、⓹東根市52人、⑥村山市30人、⑦尾花沢市7人、⑧中山町15人、⑨西川町4人、⑩河北町5人、⑪山辺町9人、⑫大石田町5人、⑬大江町6人、⑭朝日町4人、⑮新庄市32人、⑯舟形町5人、⑰金山町8人、⑱真室川町16人、⑲最上町7人、⑳鮭川村3人、㉑大蔵村0人、㉒戸沢村1人、㉓米沢市90人、㉔南陽市32人、㉕長井市23人、㉖白鷹町4人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町25人、㉙川西町16人、㉚小国町3人、㉛鶴岡市41人、㉜酒田市50人、㉝庄内町9人、㉞遊佐町8人、㉟三川町11人、㊱県外3人
 4日、山形県内の新規感染者1120人(連続最多同数)―①山形市307人、②寒河江市44人、③上山市19人、⓸天童市60人、⓹東根市57人、⑥村山市36人、⑦尾花沢市8人、⑧中山町18人、⑨西川町7人、⑩河北町8人、⑪山辺町15人、⑫大石田町4人、⑬大江町5人、⑭朝日町5人、⑮新庄市39人、⑯舟形町5人、⑰金山町2人、⑱真室川町14人、⑲最上町5人、⑳鮭川村7人、㉑大蔵村0人、㉒戸沢村3人、㉓米沢市102人、㉔南陽市32人、㉕長井市23人、㉖白鷹町7人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町27人、㉙川西町10人、㉚小国町2人、㉛鶴岡市85人、㉜酒田市110人、㉝庄内町8人、㉞遊佐町11人、㉟三川町21人、㊱県外11人
 3日、国内―新規感染者数(24万9830人)過去最多
    山形県内の新規感染者1120人(最多更新)―①山形市244人、②寒河江市57人、③上山市26人、⓸天童市73人、⓹東根市57人、⑥村山市23人、⑦尾花沢市16人、⑧中山町19人、⑨西川町2人、⑩河北町7人、⑪山辺町9人、⑫大石田町6人、⑬大江町7人、⑭朝日町0人、⑮新庄市37人、⑯舟形町4人、⑰金山町23人、⑱真室川町30人、⑲最上町2人、⑳鮭川村5人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村6人、㉓米沢市167人、㉔南陽市26人、㉕長井市28人、㉖白鷹町10人、㉗飯豊町3人、㉘高畠町39人、㉙川西町15人、㉚小国町5人、㉛鶴岡市47人、㉜酒田市89人、㉝庄内町6人、㉞遊佐町7人、㉟三川町14人、㊱県外9人
    山形県内のクラスター-新たに‐①山形市―介護施設で18人、②鶴岡市―高校で6人、介護施設で10人、③米沢市―介護施設で5人、⓸長井市―介護施設で6人
 2日、山形県内の新規感染者942人(最多更新)―①山形市201人、②寒河江市28人、③上山市24人、⓸天童市66人、⓹東根市63人、⑥村山市46人、⑦尾花沢市12人、⑧中山町24人、⑨西川町13人、⑩河北町4人、⑪山辺町5人、⑫大石田町8人、⑬大江町17人、⑭朝日町1人、⑮新庄市45人、⑯舟形町5人、⑰金山町8人、⑱真室川町5人、⑲最上町6人、⑳鮭川村8人、㉑大蔵村1人、㉒戸沢村3人、㉓米沢市80人、㉔南陽市24人、㉕長井市35人、㉖白鷹町9人、㉗飯豊町8人、㉘高畠町41人、㉙川西町7人、㉚小国町1人、㉛鶴岡市72人、㉜酒田市43人、㉝庄内町6人、㉞遊佐町4人、㉟三川町8人、㊱県外11人
    山形県内のクラスター-新たに‐①新庄市―病院で利用者ら5人、②鶴岡市―中学校で生徒ら5人、保育施設で園児ら5人、③酒田市―小学校で児童8人、高等教育機関で学生5人、⓸三川町―保育施設で園児ら9人、⓹戸沢村―介護施設で利用者ら7人
 1日、山形県内の新規感染者539人―①山形市175人、②寒河江市29人、③上山市4人、⓸天童市23人、⓹東根市34人、⑥村山市11人、⑦尾花沢市4人、⑧中山町11人、⑨西川町0人、⑩河北町5人、⑪山辺町6人、⑫大石田町1人、⑬大江町4人、⑭朝日町1人、⑮新庄市31人、⑯舟形町0人、⑰金山町7人、⑱真室川町9人、⑲最上町0人、⑳鮭川村1人、㉑大蔵村2人、㉒戸沢村4人、㉓米沢市44人、㉔南陽市13人、㉕長井市3人、㉖白鷹町2人、㉗飯豊町0人、㉘高畠町21人、㉙川西町2人、㉚小国町2人、㉛鶴岡市24人、㉜酒田市51人、㉝庄内町3人、㉞遊佐町3人、㉟三川町8人、㊱県外1人
    山形県内のクラスター-新たに‐①村山市―介護施設で利用者ら6人、②東根市―介護施設で職員ら6人、③尾花沢市―介護施設で利用者ら5人

2022年08月08日

ウクライナ戦争で日本が教訓にしなければならないこと

 ウクライナ戦争が起きて以来、この日本がウクライナのように隣国から侵攻されたらどう対応・対処するのか―ウクライナ軍民のように抗戦・撃退できるように防衛力を強化し、アメリカなど諸国の支援と国民の防衛協力が得られるように、防衛体制を(憲法の関連条項の改正も含めて)確固たるものに―要するに「自衛戦争」を存分にできるように体制を整えなければならない、と感じている向きが多くなっているのではと思われる。
 しかし、ここでよく考えなければならないのは―
日本は、ロシアに対しても、或いは中国・北朝鮮に対しても、懸案の問題(ロシアとは「北方領土問題」、中国とは「尖閣問題」、北朝鮮とは「拉致問題」など)はあっても、ウクライナとロシアの対立(EU・NATO加盟を目指す反ロシア政権とロシア人住民居住地域の反ウクライナ政府勢力の抗争が既に起きている両国間)のように決定的な対立・敵対関係にあるわけではない。台湾問題をめぐって(中国に対して台湾が独立か統一かをめぐって中台戦争が起きて、アメリカがそれに介入して)米中間に、或いは朝鮮戦争が再開して米韓と北朝鮮と間に戦争が再び起きて、日本がアメリカの同盟国として、これらの戦争に出撃する米軍の基地を置き、自衛隊が集団的自衛権を行使する事態とならない限り、日本がこれらの隣国から攻撃されることはあり得ないのだ、ということ。
 それにもかかわらず、アメリカその他とも同盟関係を結んで共同防衛体制を構えて、日本は中国などの隣国から攻撃されても大丈夫なように、或いは攻撃を思い止まらせるように防衛力・抑止力を盤石にしておく、といっても、それ自体(その防衛体制)がそれら隣国に脅威を与え、警戒されて、平和友好関係どころか非友好国或いは敵国とみなされることになる。そしてそれら隣国との戦争を抑止するどころか、かえって戦争を呼び込む結果となりかねない。つまり防衛体制強化は逆効果を招くということだ。
 そもそも軍事的抑止力とは「やるならやってみろ!受けて立つぞ!」とか「倍返ししてやるぞ!」「かえって痛い目に遭うぞ!」「いざとなったら核を使うかもしれないぞ!」などと対抗意思を示す武力による威嚇で、それによって敵の武力攻撃を思い止まらせようとするもの。相手はそれに対して恐れを感じて攻撃を控えるだろうという想定。ところが必ずしもそうとは限らず、「ならばやってやろうではないか」と闘争心(攻撃意欲)をかき立てられるか、或いは「ならばこっちも、それに負けじ」と軍事力強化に競争心をかき立てられて、かえって侵攻を呼び込む結果にもなる。
 (ウクライナはかねてよりロシアに対する脅威から米欧を頼ってNATO加盟を図り、米英から高性能兵器の供与、軍事顧問団の派遣を受けて軍事強化していたが、ロシアはロシアでそれを脅威としてその阻止に躍起となって侵攻を強行し今の戦争に至っているのである。双方の国家安全保障のための防衛体制強化が互いに脅威となり、一方の侵攻を呼び込み戦争を招く結果となっているのである。核兵器の使用も辞さないことをほのめかして脅すロシアは最悪だが、ウクライナがNATOの軍事支援を受けて懸命に抗戦を続けている、それが現実に核の使用を呼び込む結果になってしまいかねない。かつて日本が、アメリカに対して戦争を仕掛けたものの、反撃されて押し返され、「本土決戦」とばかりに抗戦を続けたあげく原爆を投下されてしまったように。)
 それに対して日本国憲法の9条(戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認)は、まるっきり戦争(交戦・抗戦も)する意思のないことを示すもので、相手が軍備を保持していて、侵攻を仕掛けるなど、その気があっても、こちらにそれを迎え撃つ気がなければ、戦争にはならないわけであり、戦争は抑止(回避)される。武力侵攻を受けても抗戦せず、武力による威嚇を受けても武力で対抗することはしないが、強奪も強要も許さず(非暴力抵抗・不服従・非協力)、話し合い・交渉にだけ応じ、非軍事・不戦に徹する。
 ただ、軍備を保持し武装する相手に丸腰で立ち向かうというのには危険もともない、(武器に頼り、強い者に頼る)臆病者にはできない度胸のいることではあるが、戦争による悲惨(殺戮・破壊)と比べれば、「よりまし」とも考えられる。「丸腰」では「家に鍵もかけずに、泥棒を呼び込むようなもの」だとは云っても、無防備・無警戒ということではなく、海上・空域・国土警備の実力組織は保持し、侵犯に対して排除・拒否対応は断固としてやるので、侵攻を呼び込むようなことにはならないわけである。
 むしろこのような不戦・非軍事(憲法9条)に徹した方が、攻撃は受けずに済み、戦争は起きないで済む(仮に一方的に戦争を仕掛けてきても、応戦しなければ、戦争にはならない。仮に軍事的圧力―威圧・威嚇して要求を突きつけてきたり、服従を強いてきた場合は、不服従・非軍事抵抗に徹し、対話・話し合いだけに応じる)。対中・台湾問題には不干渉、朝鮮戦争の再開にも不干渉(アメリカの軍事介入には同調せず、作戦協力は控える)。ウクライナがロシアに(対抗してNATO加盟の意思を示して)侵攻を招いたように、日本が中国に対して(台湾有事で)、北朝鮮に対して(朝鮮戦争再開有事で)アメリカの軍事作戦に支援・協力などして、中国や北朝鮮が日本を攻撃し、戦争に巻き込む動機を与えるようなことをしない限り、日本が武力攻撃を受けることはないのである。
 国民にとっては、防衛力・防衛体制を強化して「自衛戦争」であれ「徹底抗戦」であれ戦争をして国(国家)を守り抜き、国(国家の存立)さえ安泰であれば、国内外の人々の生命を戦争によってどんなに犠牲にしても仕方ないなんて、そんなわけにはいかないのである。
 国民の平和的生存権の保障。守るべきは、「全ての国民が戦争の恐怖と欠乏・悲惨から免れ、平和の裡に生存する権利」なのである。憲法は9条(不戦・非軍事)を変えてはならない。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように」しなければならないのだ。

紛争解決法

(1)動物的な方法 
 人間も動物、その動物の世界、或いは子供の世界に見られる「いじめっ子といじめられっ子」という弱肉強食・優勝劣敗の生存競争の感覚・・・・「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国もおんなじよ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」(自民党の麻生副総裁)といった感覚からの力対力で決する方法。
 優勝劣敗・・・・勝ち目がなければ戦わず相手に従う
 軍事―武力行使―戦争
    武力による威嚇(軍事的抑止力)―「歯向かえば(抗戦すれば)痛い目に遭うぞ(倍にして返すぞ)」と威嚇して、戦わずに相手を従わせる。しかし、相手もそれに「負けじ」と軍事力強化し、「そっちの方こそ痛い目に遭うぞ」と対抗―軍事的優位を競い軍拡競争—均衡(パワーバランス)すれば戦争抑止(均衡抑止)・・・米ソ冷戦時代(米・西欧側のNATO対ソ連・東欧側のWATOという2大軍事ブロックが対峙してパックス・ルッソ・アメリカーナ「米ソの平和」)—それには双方とも「ヘタに仕掛けて戦争になると自分の方が負けるかもしれない」と思っている限り戦争は起きない。
  しかし、双方とも兵器や兵力・戦力の質量には機密があり、全面開示されているわけではなく不透明。
 また、ソ連・東欧側の体制崩壊で、WATO解体、NATOの独壇場となり、東欧諸国はNATOの方に鞍替え(加盟)、ウクライナまでそれ(NATO)に加わろうとしたので、ロシアはアメリカに対してウクライナのNATO加盟否認の法的保証を要求。
 アメリカはそれを拒否、ロシアはウクライナ国内でロシア人が多く住む東部でウクライナ政府軍と既に戦っている州の独立・保護を理由に侵攻。
 (ロシアのように)誤算から勝てると思い込んで仕掛け、それに(ウクライナのような)相手が(アメリカなどNATOの支援を受けて)抗戦すれば戦争になる。(アメリカ・NATO側は、ロシアに対して)そのような誤った思い込みをされることのないように、「勝てないからやめろ」と納得させなければならなかったはず。
 ロシアにとってウクライナが越えてはならない一線はNATO加盟であり、ウクライナにとってロシアが越えてはならない一線は侵攻であろう。或いは越えなくても、どっちみち攻撃されるのであれば、思い止まる方が損だとなり、双方とも徹底攻撃と徹底抗戦で激突。

 軍事的抑止力は、このように危ういものであり、戦争を抑止し切ることなどできないのではないか、と思われる

 アジアで日本が関わる戦争の火種は台湾をめぐる米中戦争と朝鮮半島をめぐる米韓と北朝鮮の戦争(朝鮮戦争の再開)であろう。その場合の対決する国々それぞれにとって、越えられない一線とはどんなところにあるのだろうか? 

(2)人間的な方法
 ①感情的な(欲望・欲動・情念・心情による)方法
 情念(抑えがたい愛憎の感情)・・・・ロシア軍のウクライナ侵攻という暴挙にはプーチン大統領の情念があるのでは。
 怒り・憎悪・復讐心
 矜持(自尊心・プライド)・・・・佐伯・京大名誉教授はロシアに対するウクライナ人の抗戦は「理不尽な侵略に屈することをよしとしない矜持」によるものだろうと。
 欲望―利己心・野望
 欲動―攻撃欲動(死への欲動)(衝動的)・・・自暴自棄→テロリズム
 ロマン(夢・理想・英雄・勇者への憧れ、冒険)
 信仰心・宗教的感情→聖戦(正義の戦争)として戦争を正当化
 これらの感情や情念・欲動によって相手を攻撃→戦争に向かいがちだが、 
 利他心・情け(道徳感情)―同情・思いやり、哀れみ、慈悲、愛他精神・博愛・仁愛・謙譲(譲り合いの精神)、というものもあり―これらの感情は攻撃・抗戦・反撃など戦争行為の回避に向かうものとなる―キリスト教には「汝の敵を愛し、迫害する者のために祈れ」「剣をとる者は剣で滅びる」との非暴力平和主義の教えもある。
   しかし、道徳感情には悪や不正を許さず成敗すべし、という攻撃性も―正義感と仲間意識で結束(掟・ルール違反者―「異端」は許さない)―排除、排撃→いじめ、「村八分」、戦争も・・NATO側のウクライナへの軍事支援
      それに宗教がからむと「異端・邪教」との戦争―互いに自分の方が「正義」で相手は「悪」で「人間にあらず、殺してもかまわない」と見なして血みどろの戦争(宗教戦争)

 ②理性的な(合理的)方法―外交的解決―対話・協議・交渉
  非軍事・不戦―平和的生存権の保障(非軍事的安全保障)に徹し戦争回避
  日本国憲法の9条はこの方法をとることを求めているものと思われる。  
  世界の諸国との友好協力、経済・産業・文化の交流・相互依存(「相利共生」)―非軍事的抑止力(相手に戦争するなんて割が合わないと思わせる)  

 現実的合理的なのはこの方法であるが、動物的方法や感情的方法は理性によって抑制もしくは排除しなければならないわけである。
 キーポイント―戦争にならないようにすること
「全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ平和の裡に生存する権利を有すること」を保障し合う。
    公正と信義―信頼され信頼できるように。
    相利共生(相互依存・”Win Win”の関係)を目指す

 ウクライナに侵攻したロシアと、それに抗戦するウクライナ軍とそれを支援するアメリカなどNATO諸国が採っている紛争解決法は①の「動物的」なやり方と⓶の「人間的感情的」なやり方でも「矜持」や「攻撃的道徳感情」に由来。
 それに対して日本の憲法が国民に求めているのは⓷の非暴力・不戦・非軍事の方法であろう。
 (「抑止力」として軍事力と経済的相互依存の組み合わせ戦略で、両用で行く方法もあるが、それは交渉・説得に際して、道理を尽くして納得を得るのではなく、「どうしてもこちらの要求に応じなければ、武力で強要するしかない」として「脅し・威嚇」に軍事力を用い、結局「力にものを云わせる」やり方で、互いの間に不信を残すやり方で、合理的とは云えない。)


政治の目的と方法

政治の究極目的―(全世界の国民が共通して、一番大事なもの―普遍的な最高価値)
 人民の平和的生存権(恐怖と欠乏から免れ、平和の裡に生存する権利)の保障
 (平和とは持続可能な生命の安全)
   (恐怖とは―①自然災害―地震・津波・豪雨・洪水・パンデミック
         ②人災―戦争・原発事故・環境破壊・地球温暖化による異常気象
    欠乏とは―食料・生活手段・エネルギー・資源の生産・分配が充分行われない)

 その目的を果たすための手段(方法)
 ①民主主義的方法―人民主権―誰もが自己決定力を持ち主体的に思考して社会の意思決定に参加
 必要条件―主権者人民には「全体知」(ものごとの一面だけでなく全体を知る努力)が必要―それに必要な知識・情報・理性的判断力・責任感が必要
 そのためには、それらを提供する教育と広報(マス・メディア)が充実、正確な知識・情報と言論・報道の自由
 実状―低投票率―今回の参院選52.05% 18才は38.67%、19才は30.31%
         前回2019年は全体で48.8%
 賢人・人格者・有徳者が選挙で選ばれるとは限らない(フィーリング選挙―気分・情緒・感覚的なもので選ぶ)
 デマ・フェイク情報、陰謀論などの横行
 民主主義国だから平和国家で戦争をしないとは限らない。
  難点―衆愚政治・デマゴギー(扇動政治)、ポピュリズム(大衆迎合主義)・ファシズム(狂信的な国家主義―全体主義)あるいは分断に陥ること
  「デジタル・デモクラシーの落とし穴」―SNSで見たい情報、信じたい物語ばかりが目前に示され、SNSで誰もが発信者になれるが、特定の問題を解く手順・やり方を検索サイトで見つけ出して、考えるということをAIやそれを駆使する他者に無意識のうちに委ねる「思考の外部化」(寺島実郎)
 ②権威主義(専制主義)的方法
  暴君・暴政・好戦的とは限らず、有徳者・賢君・賢人政治もある
 ③立憲主義―個々人の自由・人権を守るために憲法によって権力(濫用・暴走)を縛る
                                ・・・・「法の支配」

安倍元首相の「国葬」問題

 東日本大震災に遭遇して困難を極めた民主党政権に替わって政権をとり戻した第2次安倍政権―2012~20年 在任7年8ヵ月(憲政史上最長)
 この間、「安倍一強体制」―全ての国政選挙に勝ち続け政権交代が起こる気配が全くなかった―白井聡(京都精華大学准教授)によれば「長期腐敗体制」(有権者は何故自民党に票を入れ続けるのだろうかといえば、それは野党の実力がどうだとか政策の打ち出し方がどうだと以前の問題で、各政党の政策をロクに見てもいないで、「なんとなく自民党に入れている」ということで、「国民の『無知』のせい」ではないか、それは選挙が機能していないということで、この国は「『権威主義』国家に成り下がっている」と指摘)
「失われた30年」(1990年代初頭バブル崩壊後の経済低迷がアベノミクスの失敗でさらに長引く)―多くの国民が疲弊
 外交は「確たるビジョンがなく」対中・対ロ外交も成果得られず、対米従属一辺倒
 「国葬」実施決定(閣議決定)に対して国論二分
  世論調査 NHK(7月16~18日) 「評価する」49% 「評価しない」38%
      FNN(7月23・24日) 「よかった」50.1% 「よくなかった」46.9%
       若い人ほど「よかった」が多く、年齢高い人ほど「よくなかった」が多い
       ―どうして年齢で分かれるのか?―その人(元首相)の功罪を「よく知っているか、知らないか」によるのだろう。
 「功罪」の「罪」の方には様々あるが、ここにきて(元首相を銃撃した若者の犯行理由に、 「統一協会」と称されてきたカルト教団で母親が入信して巨額献金・破産・家庭崩壊という悲惨を被った怨みがあったとのことで、元首相がこの教団と関りがあったことが明るみに出て)、「統一協会」(「国際勝共連合」と同一組織であり、霊感商法など反社会的団体と見なされてきた)と安倍・自民党との関りの問題もクローズアップ。
 勝共連合とは統一協会の教祖が提唱し元首相の祖父(岸信介)も発起人となって創設されたという反共団体で、日本国憲法をも敵視し、独自に改憲案を構想して自民党の改憲路線の後押しも。
 8月1日付各紙が報じた共同通信社の世論調査では
  安倍元首相の「国葬」に反対が(「どちらかといえば反対」と合わせて)53.3%で、賛成(「どとらかといえば賛成」と合わせて)45.1%を上回っている。同時期の「日経」調査でも、反対(47%)が賛成(43%)を上回った、とのこと。

 「アベ政治を許さない」と云ってきた向きには、アベ政治の「罪」ばかりが記憶され、国葬など許さないという思いだろうが、アベ・キシダ自民党政治「しかない」と思っている向きが多数を制して「国葬」を強行するのかだ。

参院選の結果を見て思ったこと

 岸田政権は、地球温暖化対策・脱炭素化のエネルギー政策では、再エネ・省エネ推進よりも原発の「最大限活用」の方針。しかし原発には、地震・津波などの自然災害による事故だけでなく、戦争やテロの攻撃対象となる危険も。
 参院選の当選者は(非改選議員とも)それらに関してどのような考えなのかといえば、(朝日新聞社と東大谷口研究室の共同調査によれば)
 ①原発推進派(45%)が廃止派(28%)を上回る。
 ②気候変動問題に対応するには「生活水準を犠牲にするほど重要問題ではない」は7%
で、「生活水準を犠牲にすることも必要」が41%だが、中立(どちらともいえない)は52%。
 ③防衛力の強化に賛成派が73%。④改憲派が67%(3分の1)で、そのうち9条に自衛隊保持明記が必要との考え78%。
 これらの当選者・議員に共通する価値観では、原発事故・異常気象・戦争など最悪の事態発生で犠牲になる生命よりも、生活水準・経済成長の維持と、戦争が起きても大丈夫なように防衛力を強化することの方が大事というわけか。
 しかし、人々にとって一番大事なのは生命であり、それを子々孫々にわたって守り抜く一番確実な対策は脱原発であり、脱炭素・脱成長そして脱軍事のはず。
 先月、東京地裁が福島第一原発事故の東電株主訴訟で当時の経営トップらに13兆円もの賠償責任を認める判決を下した。その前月の避難者訴訟の最高裁判決では、国には賠償責任はなしとされたが、それには裁判官4人中1人の反対意見が付記されていて、そこで「生存を基礎とする人格権は憲法が保障する最も重要な価値」と指摘。つまり原発稼働による経済活動を優先し、人の生命や身体を脅かすことは許されないということだ。

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