米沢 長南の声なき声


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戦争を無くすには9条2項(軍備全廃)を国連憲章にも
2024年01月05日

 ウクライナ戦争もガザ戦争も、国連は止めようにも止められず、交戦者に武器を置いて停戦し戦火から人々を救えと訴えはしても、成り行きを見守るしかない。それに北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射実験も止まらず、朝鮮半島有事・台湾有事から「日本有事」も想定されているし、核戦争や第3次大戦も無きにしもあらず。
 それは、国々が互いに武力・軍備を持ち合って対峙し、どの国もその火種を抱えているからなのでは。国々の間に政治的・経済的な利害対立や地政学的安全保障上の対立、歴史的な争いの種があっても、武力・軍備さえ持ち合わなければ、何とか話し合いを尽くして交渉し、歩み寄り、解決に達すべきものを、武器・兵器を手にしているばかりに性急に武力に訴えがちとなり、戦争に走ってしまうのだ。故に、戦争を無くすには、軍備を全廃し、その火種を除去するしかないのだ。
 我が国では一般市民(個人)が銃砲等武器を所持することが禁じられ、憲法(9条2項)では国も「戦力」(兵器・軍隊など)を保持しないことになっている。その戦力不保持を国連憲章にも定めて各国とも一斉に(核兵器だけでなく)軍備を全廃するようにすれば、どの国も戦争はできなくなるはず。それは不可能だというなら戦争など無くなるまい。


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