動物の世界―弱肉強食・優勝劣敗の生存競争(闘争)
―生存圏(テリトリー・縄張り)を力(それぞれに身についた武器)で守らなければならない
戦う力が弱いか空白(無防備)であればそれ(隙)に乗じて必ず侵攻を招く―戦う抑止力が必要不可欠
「力には力」―「力にものを云わせる」
人間の世界には力(武力)は要らない―平和共存・友好協力が可能
生存権(食料・資源・生活手段)の確保で競合・衝突あれば話し合い・交渉・説得→合意→約束(協定)→ルールに共に従う―従わなければ不利益を被る
それでも自存のために力で押し通そうと(武力行使・侵攻)すれば、その場合は
①侵攻された当事国はもとより国際社会も徹底的に抗議・非難(いずれも非軍事で交渉・説得)(抗戦して「戦争」にはしない―戦争は互いに相手と戦うことによって成立・展開し、戦闘員だけでなく民間人まで巻き込むが、両者あるいはどちらか一方でも戦わないか、戦いをやめれば戦争にはならないか止まるもの)
②相手国は抗戦―それに備えて各国とも軍備(軍事的抑止力)が必須か?
個別的自衛権の行使および集団的自衛権の行使も
(日本では憲法9条で「戦力不保持」となっているが?)
③国際社会が制裁←国連などの集団安全保障―軍事・非軍事制裁
(国連には未だ不備なところがあるが)
いずれにしろ、動物の世界のように「戦う力」で対応するのが当たり前ということではなく、戦力保持が必須と云うわけではないのでは。