どの政党・候補者を選ぶかだが、各党・各候補はそれぞれ経済・財政、社会保障、外交・安全保障、環境・エネルギー・保健・医療・教育など各分野にわたって政策・公約を掲げている。そして各政党・候補者ともそれぞれに自分の政策を、弁舌を弄してもっとらしく説いて見せる。有権者は、それらを見比べて選ぶわけであるが、自分の利益につながる身近な問題や関心事に限って政策をひき比べて選ぶのはいいとしても、国民全体の立場に立って国のあり方を考えて 各分野とも全てにわたって各党・各候補の政策を理解し適否を判断して総合的に評価・判断するとなると容易ではなく、果たしてどの政党・候補者を選んだらいいものか判断するのは当方の頭では至難の業。
「才智より出でたる行為は軽薄なり、心情より出でたる行為は篤実なり」という(当方が奉職した学園の創設者の)言葉を信条としている当方の場合は何で選ぶかといえば、それは政治モラルと最高規範である現行憲法に忠実で信頼におけるのはどの党・候補者かで判断している。
政治モラルとは、デマやごまかし・虚偽答弁・公文書改ざん・隠蔽や金権政治など(悪知恵による行為)が無く善悪に潔癖で公正であることで、。
現行憲法が定めている事とは「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我らの安全と生存を保持」「自国の事のみに専念して他国を無視してはならない・・・・政治道徳の法則は普遍的なものであり、その法則に従うことは自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務」「国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は永久に放棄」「すべての国民は個人として尊重される。生命・自由および幸福追求に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り立法その他の国政のうえで最大の尊重を必要とする」「すべての国民は法の下に平等であって、人種・信条・性別、社会的身分または門地により、政治的・経済的または社会的関係において差別されない」などのこと。
これらにいちばん忠実なのはどの政党・候補者で、これらの政治モラルと現行憲法をないがしろにしてはばからない政党はどの政党・候補者か、である。