米沢 長南の声なき声


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若年層の清き一票あってこそまともな国に
2017年10月07日

 高校生の方の投稿「各党の政策、違い明確に説明を」もっと分かりやすくやってほしい、とのこと。今の日本の政治には確かに分かりにくさはありますが、大まかには与野党3勢力が分かれ、次のような点では違いがはっきりしてきているのでは。
 北朝鮮などに対する安保政策と9条を主とする改憲の問題で、与党は軍事重視の安保法制と改憲を推し進め、希望・維新・こころ3野党はそれを容認。それに対して立憲民主・共産・社民3野党は反対。
 それに、今回の衆院解散・総選挙にあたって、これまで進行してきた各党の動きを見て分かりやすくなってきているのは、各党の立憲主義に対する忠実度と、公正・信義など道徳的信頼性の点だ。
 熟議・説明を尽くさず強引に押し通す横暴、森友・加計問題にみられる国政の私物化、権謀術策を弄する党利党略・個利個略、ご都合主義・実利主義、狡さ、ごまかし、事実隠ぺいなど、どの党・陣営がまともで、どの党がまともでないかはっきりしたのでは。
 高校生や若者は、ゲーム感覚に陥りがちなところもあるが、社会的経験が浅いだけに、大人の狡さがなくて理想や正義感が旺盛なので、それに基づく判断を大事にしなければなるまい。若い世代の清き一票があってこそ、まともな国たり得るというものだろう。


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