米沢 長南の声なき声


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憲法を歌う 
2017年06月14日

 作詞家のなかにし礼氏が本紙で「憲法は芸術だ」と論じていた。「世界に通用させるべき美しい理念をうたい、感動を与えることができるから」と。それを読んで「やはり、そうなんだ」と気をよくしたところです。
 当方、実は毎日ウオーキングで野道を唄いながら歩くのを日課にしていますが、歌は『昴』とか『千の風』『花は咲く』『イマジン』など7~8曲づつ。唯ひたすら心身の健康のためにと。それが、近年は憲法の歌もレパートリーに加えて唄っているのです。当初は、シンガーソングライターのきたがわてつ氏が憲法前文や条文に節(曲)を付けて唄っているのを憶えて唄っていましたが、最近では自分で節を付けてオリジナル曲で唄っています。前文は全文、条文は9・12・13・14・25・97条。それに、これらの英文まで。文章の暗誦だけだと忘れるが、歌にすればすらすら言葉が出てくるし、唄っているうち馴染んでくる。
 それを一通り唄った後には、ボブ・ディランの『風に吹かれて』とか、美川憲一の『生きる』なども唄って、それで自己満足しているわけです。
 きたがわてつ氏作曲の憲法前文の歌は格調高く朗々たる曲調なので、皆で合唱して唄えたら、ベートーベンの第九(『歓喜の歌』)のような感動を味わえるのでは。
 


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