米沢 長南の声なき声


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2015年12月31日

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                        吾妻山
1月のつぶやき
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●天気だが、雪原を貫く街道から直角に分かれたアスファルト農道は轍が雪で埋まり、とうとう通れなくなった。多目的センターが一棟ポツンとある以外には人家の無い街道は車道も、片側だけの歩道も、除雪されていて、通行人が前方に1人、後方から2人、それぞれ数十メーター離れたところを歩いている。歌声は抑え気味に ♪命は一つ 人生は一回だから 命を捨てないようにね・・・・♪ と唄いながら歩いた。同じ道を戻ってくると、行く手に車道を1人トボトボと歩いてくるのが見える。帽子もかぶらずにジャンバーにズボン、両手をズボンポケットに突っ込みながら歩いて来る、老人だ。いったん止めた歌を、すれ違って後しばらくしてから ♪こんな雨中、こんな雪中 どっから来たなや どごさ行くなや 気になる 気になる 認知症・・・♪と、つぶやくように歌った。この歌(「声がけソング」)、一年ぶりで歌った。どうやら、まだ忘れていないな。
●作家の辺見庸氏いわく、「岸信介を祖父に持つ安倍は・・・死に物狂いでやってきた・・・。気合の入り方が尋常じゃない。それに対して野党には『死ぬ覚悟』なんかないですよ。」と(朝日インタビュー)。ん~・・・・民主党はいったい何を考えてんだか。市民連合などが求める野党共闘の協議に乗ってこない。そこが問題なんだな!
●今年の正念場・一大争点は「立憲vs非立憲」「改憲vs護憲」それに「特定国民に対する排外的ナショナリズムvsヒューマニズム」だな
●北朝鮮―「水爆」(?)実験―「自衛的措置」・「抑止力」だと―核廃絶への国際世論に逆行する暴挙・愚挙には違いないが。
 これに対して「だから集団的自衛権行使容認・安保法制も、沖縄基地も必要なんだ」と。しかしそれは日米同盟(「核の傘」)という「抑止力」論の正当化。相手側の「抑止力」に対して「抑止力」で張り合う。「お互い様だ」というわけか。つまりは軍事的抑止論の帰結なんだな。
 日本政府は国連では「核兵器の全面廃絶に向けた共同行動」決議を毎年提案して賛成多数で採択されているが、それは「いずれ廃絶しよう」というだけで、交渉開始は求めていない。それに対して
非同盟諸国などが核兵器禁止条約の交渉開始を求めて提案した決議には国連総会で100以上の国が賛成し、中国・北朝鮮も賛成したのに、アメリカは反対し、日本政府は棄権。日本にはアメリカの「核の傘」が必要だとの思惑からだ。
 こんなことで安全保障なんてなるのか?真の平和なんて。拉致問題解決は遠のくばかりだな(問答無用の制裁で日朝協議どころでなくなるし)。
●体調 格別 異常なし。声もよ~し! 今年も歌いながら、この道を。
声なき声はこのブログで。声ある声は誰もいない田んぼ道か、たまにしか人の通らないこの農道で。
♪ ああ 果てしない 夢を追い続け~る・・・・♪ ん?犬の遠吠えが聴こえる・・・・もしかして この歌声も 人家まで聴こえている?
●暖冬―元日から一週間、雪が降らずに雨で融けて田んぼから雪が消えた。               


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