自公政権によって戦争法がクーデター的に強行採決され、立憲主義・民主主義が踏みにじられ、今や「政治の非常事態」にあり、この際、来夏の参院選、その後の総選挙に向けて野党は自公とそれに同調する準与党に対して大同団結して選挙に勝を制し、国会で過半数議席を獲得して新安保法(戦争法)を廃止し、立憲主義・民主主義をとり戻すのだと共産党が呼びかけた。これは大歓迎だ。
同党は『国民連合政府』構想まで打ち出しているが、そこまで行けるか政権合意は容易ではなかろうが、安保法案に反対した野党(民主・維新・共産・社民など)が「戦争法を廃止し、立憲主義・民主主義をとり戻す」という一点で引き続き共闘、すべての政党・団体・個人が思想・信条・立場の違いを乗り越えて大同団結して国民運動を展開し、選挙に際しては候補者調整・統一候補を立て選挙協力、これが反自公・反安保票の受け皿となって自公を上回る得票と議席を獲得し、国会で新安保法の廃止を議決、自公政権の「閣議決定」撤回へ持ち込むと同時に、立憲主義・民主主義をとり戻す、という、この方向に期待せずにはいられない。尚、最近の世論調査(9月5日朝日)では
内閣支持率 支持 36%
不支持42%
政党支持率 自民 36% 民主10% 支持政党なし37%
公明 3% 維新 2 答えない・分からない6
次世代0 共産 4
その他0 社民 1
生活 0
その他 1
仮に「野党連合」が成立したら、どれだけの支持が得られるか(自公を上回れるか)だ。