米沢 長南の声なき声


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2015年03月01日

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                   兜山(かぶとやま)                    
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3月のつぶやき                           
●アスファルト農道が除雪・開通して、毛糸一枚薄着してオーバーズボンをはかないで出かけ ♪ 花は 花は 花は咲く ♪と歌いながら歩いていたら、みぞれ雪が降りしきってきて、雪まみれになって帰り、風邪を引いてしまった。鼻水だらだら。
●この頃、このブログも、文よりも写真のほうが主になった。撮る物を探して、あたりをあれこれ観察し、あちこち出かけ、催しや旅行に参加。じいっと見入り聴き入るよりも写真撮りのほうに気をとられる。安す物のデジカメで、撮り方もろくに解らず、遠近操作だけしてシャッターを押すだけ。写った写真を選んでこれに載せ、「だから何」ということも何のメッセージもなく、自分だけ楽しんでいる。自己満足なんだな。
●3.11も4年目、この日がまた来た。米沢では震災被災者追悼式・復興祈念のつどいが恒例になって今年も催された。米沢には1,500人近い避難者の方々が未だ身を寄せておられる。今年のテーマは「あれから4年、復興は遠い!風化させるな!」。政府主催の追悼式のテレビ中継がスクリーンに映し出され、それに合わせて黙とう。来賓・特別ゲストに藤原紀香が来てトーク出演。バチバチ写真を撮ってきた。彼女は阪神・淡路地震の被災者で、NPO「Smile Please-藤原紀香世界こども基金」を主宰して国内外の被災者・難民の支援に取り組んでいるんだそうだ。米沢でのこの集い、実行委員長は例によって井上肇君(ボランティア山形代表理事)、司会は新関寧君。御両人とも、Great Work, Good Job ! ごくろうさん!
 4年前の3月の「つぶやき」には、11日以降は日々新たに明らかになっていく死者・行方不明・避難者の人数(データ)をただ書き記したりしていたものだ。そしてその後、被災地のあちこちを友人・知人と共に車で回って廃墟の有様を見てきたりもした。
 4周年の今日現在で死者は1万5891名、行方不明2584名、避難者22万8863名とのこと。NHKスぺシャル「“あの日の映像”と生きる」では、身近な人に亡くなられ生き残った4組の方々を取り上げていた。それぞれに(たまたま撮られていた映像にそれを物語るものが残っていた)その生き様・死に様があったのだ。1万8千余の死者・行方不明者にはそれぞれその生き様があったんだ。
●普通の感覚では理解できない異常で残忍・凶暴な殺害事件―少年殺害事件とSIなど過激派の虐殺事件(サンデーモーニングではイラクからの帰還兵のPTSDも取り上げていた)―共通するものがあり、共通する社会的土壌がある―周りから、社会から疎外される若者、虐待をうけて心に傷を負う若者、ネットで発信して見せつけ、見て刺激をうける―現代の社会病理現象だな
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