米沢 長南の声なき声


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軍事・戦争というものは(未完)
2014年08月01日

 軍事・戦争には緊張状態と想定外(不測)の事態(予期せぬ悲惨)が付きもの―事故・誤射・誤爆―無辜の(罪なき)人々を巻き添えに
 これらの事態は巻き込まれた自国民or相手国民の反発を呼び起こし、関係は悪化してより複雑で困難なものとなり、修復を難しくする。
 軍事的な現実は流動的―状況はどう変わるか分からず、戦争の現場では何が起こるか分からず、事前予測は難しい。
 最初は「限定的」でも、いったん撃ち合いになれば殺すか殺されるかで、殺される前に殺るしかないという状態になり、コントロールは効かず、しだいに拡大・激化、戦争が戦争を呼ぶといった事態にも発展する。(「憎しみが憎しみを呼び、狂気が狂気を呼ぶ」)
 憎悪は末代に及ぶ―加害国に対する被害国の遺恨。
 ウクライナ―旅客機を撃ったのはどの者たちか、そんなところを飛ぶのは危ないと分かっているはずなのになぜ飛んだか、親ロシア側かウクライナ軍側かどっちが撃ったか分かったところで解決はつかず。
 シリア・イラク
 イスラエル・パレスチナ
 アフガニスタン
 ナイジェリア
 過去の戦争―第一次大戦
          第二次大戦
          日中戦争~アジア・太平洋戦争
          朝鮮戦争(未だ終結しておらず)
          ベトナム戦争

 これらを見れば明らか

 とりわけ日本人は分かっていなければならないはず
 だが、忘れ去っているか、分かろうとしないか、全く知らない向きが多い。
    或いは広島・長崎・沖縄戦・東京大空襲・日本各都市での空襲
       満州・朝鮮・シベリア(抑留)からの命からがらの引き揚げ
       など被害意識の方は多いが
      侵略・占領支配の加害意識は乏しい(忘れたか、思い出したくないか、知らないか、知ろうとしないか、無かったことにしているか)―歴史認識の問題―中国・韓国・北朝鮮など被害国民との意識のギャップ―これが平和友好の妨げに
   いじめられた側―心に傷の痛みが残り、忘れようとて忘れられない    
   いじめた側―忘れ、思い出そうとしない
            相手の立場・気持ちを思いやることなく、自己弁護が先行、「そんなことあるはずない」と否定、「俺は悪くない、悪いのはそっちの方だ、ありもしないことをでっちあげねつ造してる」と正当化・転嫁。(「悪い、悪かった」なんて言うのは「自虐」だと。)
            相手の神経を逆なでし、いじめられた側はさらに傷つく
    ラルフ・コッサ氏(ハワイの有力シンクタンク・戦略国際問題研究所長)「南京大虐殺が30万規模ではなく5万人だったとしても、旧日本軍の従軍慰安婦問題で強制性がなかったとしても。『悪かった』『ひどく悪かった』『ものすごく悪かった』の違いで議論に勝てたとしても、『悪かった』ことには変わりない」と。     

 来年で戦後70年―未だ共通認識に至らず。共通認識への真摯な努力も不十分。      
    被害国民はいつまでも忘れられず―加害国に加害の事実と責任を認め謝罪(口先だけでなく行動に表して)を求める
 加害国政府に誠実な対応と加害国民に真摯な反省ないかぎり信頼関係は築けない


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