米沢 長南の声なき声


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5月のつぶやき
2014年05月01日

5月のつぶやき                                       6230
●田んぼ道、道端で作業中の農夫に当方の唄が聴こえそうな距離に近づいたところで唄を中断、脇を通り過ぎるとき顔があうと「ごくろうさまっす」とあいさつ。しばらく黙って歩き、歌が聴こえなくなる距離まで来たところで、また続きを唄い出す。♪空にまた 日が昇るとき 若者はまた 歩き始める♪
●田植えもたけなわ。こちらは田んぼ道をただひたすら♪・・・・歌を歌い 自ら慰める・・・・♪(仕事の歌)♪日本国民は恒久の平和を念願し・・・・・♪(憲法前文の歌)
●今日は街を歩いて叫んできた。さよなら原発!何よりも人格権!命を守れ!
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 どうも盛り上がり・迫力が今一(音量も弱く大人しく、ヤンキーな若者や「怒鳴るオヤジ」がいないんだな)で、田んぼ道を一人歌い歩く時のような声が思いっきり出せないのがフラストレーション。シュプレヒコール。ハンドマイクをもつ婦人。その子どもらしき小学生の兄弟がかわって掛け声「こどもを守れ!未来を守れ!」これには励まされたが・・・・
●水を張った田んぼにはトラクターがゆっくり動いている(「しろかき」)。こちらは田んぼ道を、一生懸命?歌いながら散歩。♪吾妻山麓を滔々と 流るる最上が潤すところ つわものども相生たち 今ぞここに・・・・♪♪頑なまでの一筋の道 愚か者だと笑いますか もう少し時が緩やかであったなら~愛しき日々のはかなさは・・・・♪
 トラクターの響きしか運転者には聴こえてない。こちらはのびのび唄えている。♪目を閉じて何も見えず 悲しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものは無し ああ~・・・・♪
●首相いわく「まさに、紛争国から逃れようとしている、お父さんやお母さんやお爺さんやお婆さん、子どもたちかもしれない。彼らが乗っている米国の船を今、・・・・私たちは、自衛隊という能力を持った諸君がいても守ることができない。」それでもいいんですか、と。
 人情話しで危機感を煽るが、応戦中の米艦が日本人を搬送してくれたりすものだろうか、それに前兆があってドンパチが始まるまで呑気に居残っているいる女・子供・老人など民間人がいるわけがないなど現実性の乏しい話し。
 これに対して山下共産党書記局長いわく「若い皆さん、海外の戦場で血を流しますか」「女性の皆さん、息子や夫や恋人を海外の戦場に送り、血を流させますか」と。むしろこのことの方が問題なのではないか。
 この先、ほんとうに朝鮮半島で有事(朝鮮戦争再開)ということにでもなれば、日本に米軍基地を置いている以上日本は戦争当事国になり、日本全体が巻き込まれることになるので、在韓日本人救出の話だけでは済まないわけだ。
 いずれにしても、そのような事態に至らないように、どの国も(北朝鮮はもとより、韓国もアメリカも日本も)自制しなければならないのであって、朝鮮戦争再開などということになったら、それこそお終い。今度はノドンやムスダン(ミサイル)が日本に飛んで来る。それをパトリオット(PAC3)で迎撃してもすべて撃ち落とせるか。東京が「火の海」なんてあり得ないという保証はあるのか?
 首相は「国民の命を守る」と何度も言いい、有事(武力攻撃事態や戦争)に備えなければと人情話でうったえ、だから集団的自衛権の行使も容認しなきゃならないんだと軍事にやっきだが、肝心なことはそっちのけ。肝心なこととは「有事」を予防(攻撃事態や戦争が起きないように)する、その努力(対話・交流・信頼醸成・平和的手段―外交的・経済的・文化的手段―による問題解決努力)だ。
 軍事的抑止力なんていうのは刀(軍事力)を振りかざして「寄らば切るぞ」と相手の攻撃を抑止しようとするものだが、「やるならやってみろ、負けはしないぞ」とばかり対抗心・闘争心を駆りたて、かえって戦争を呼び込む危険をともなうもの。
 「国民の命を守る」「断固として守る」・・・・「中国よ、北朝鮮よ、やるならやってみろ、いつでも受けて立つから」・・・・いいね いいね アベソーリ・・・・・というわけか。しかし、それで守られるのはアベノコッカと、アベノソフ(岸信介・東条内閣の閣僚だった人物)が築いた自民党の政権と名誉、そしてそのために戦争に駆り立てられて血を流し犠牲にされるのは? 
●3Dプリンターでピストルを自作した若い大学職員が逮捕されて、いわく「銃は体力的に弱い者の自衛のための武器で、身を守る権利として認めるべきだ」と。北朝鮮が核ミサイル開発を正当化するのと同じ理屈だ。その北朝鮮や中国の脅威から我が身を守るためにアメリカとの集団的自衛権の行使も認めるべきと言ってやっきとなっているこの国の首相とそのオトモダチ有識者(法制懇)も似たようなもんだろう。
●メーデー。いつもの田んぼではなく、街中を歩いてきた。
 集会に革新懇の関わりで行ってみた。すると在職中の職場から現役の後輩同僚と当方が退職後に入った若手が来ていて、デモでは並んで歩き、馴染みの同僚たちの様子などずうっと話し込み、シュプレヒコールもそっちのけで邪魔になったかな・・・・・いや、一緒に歩いて応援・加勢したつもり。頑張れ諸君!
●女房の叔父・叔母さんから娘がご祝儀の贈り物に書をいただいた。「生きることは一筋がよし寒椿」。女房がネットで調べたら、五所平之助(往年の映画監督)の句だそうな。
田んぼ道散歩。「愛しき日々」♪かたくなまでの一筋の道、愚か者だと笑いますか もう少し時がゆるやかであったなら♪「およげ鯛焼きくん」(娘が子どもの頃流行った歌)♪毎日毎日ぼくらは鉄板の上で焼かれていやになっちゃうよ・・・♪少々自虐的だが、歌詞はまだ忘れていないな。
桜はだいぶ散った。木下恵介の映画「惜春鳥」♪流れる雲・・・山 山 山よ ああ青春の花が散る どこかで鳥が鳴いている♪ 


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