米沢 長南の声なき声


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2014年04月01日

4月のつぶやき                                            6126
●韓国の旅客船沈没事故、まさに最悪の事態。マレーシア航空の遭難もしかり。日本では東日本大震災とそれにともなう福島原発事故。いずれも「最悪の事態」。
 亡くなった人たち、その遺族の無念さ、怒り。福島でも当時菅首相が避難所を訪れて被災者から罵られていたが、韓国の沈没事故で明らかに手落ちと分かる責任者たちはどんなに激しく罵られても罵られて当然と思われているだろう。
 同じ「最悪の事態」といっても、船や飛行機など乗り物は、このような事故があったからといって、廃止され、誰も乗らなくなるということはあるまい。その場合は事故に遭ったその乗り物にたまたま乗り合わせたその人だけに限られるが、原発事故の場合はそうはいかない。広大な地域・世代間にまでまたがり万単位の人々が巻き込まれることになるからであり、これらの人々が運が悪かったで済ませることはできないからだ。そこが原発事故が他と違うところだろう。 船や飛行機の運航はやめられなくても、原発運転はやめるしかないのだ。
 それを再稼働して再び事故が起きてフクシマのようなレベル7の事態にでもなれば、菅首相の場合なら「こうなるとは思わなかった、予想できなかった」と弁明はできたとしても、安倍首相には、もはやそのような言い逃れは許されず、有罪判決・処罰は免れないことになるだろうよ!
●伝国の杜で「地域資源を基礎とする『置賜自給圏構想』を考える会」の集い。卒業生の井上君からお誘いを受けて行ってきた。呼びかけ人には農民詩人の星寛治氏をはじめとし農協や生協の代表理事、県立米沢栄養大学学長に地元選出の国会議員も名を連ね、ひな壇には置賜地区市町の首長や議会議長、知事代理も居並び、井上君が事務局長格で経過説明、同じく卒業生・同窓会長の新関君が司会をやっていた。祝電に環境・エネルギー学者の飯田哲也氏からメッセージが寄せられていた。記念講演では山大人文学部長の北川教授が「新しいローカリズムー置賜自給圏構想への期待」を話された。
 農林産物にエネルギー資源をも加えた地産地消、飲食業・旅館・学校・病院・福祉施設等に至るまで地域循環型社会を構築するという壮大な構想だ。6月中に社団法人「置賜自給圏機構」を設立して具体化する運び。頑張れ、井上・新関!
●車を車庫に入れようとバックしようとしたら、いきなり前進して車道に跳び出した。ギアチェンジをせずに、アクセルを踏んでしまったのか。前か側方から他の車が来ていればガシャンと衝突するところだったが、幸いにして未だ距離があったので大丈夫だった。最悪の事態を免れた、「命びろいしたよ!」と女房に報告。そういえば最近、曲りもしないのに無意識にウインカーを出したりすることが一度ならずあったな。免許証を返上しようにも、孫や婿殿を送り迎えしなくちゃならないしな・・・・
●国民投票法(改憲手続き法)の投票年齢を18歳とする案に共産・社民を除く与野党合意―「投票権やるから兵役義務を負え」(朝日川柳)というわけか。
集団的自衛権行使の限定容認―石破氏「地球の裏までも」―「地球上に限定」(『ふれだいこ』)ということか。なるほど
●いい天気、吾妻の山並みを正面に、農道を一人。歌は「青い山脈」♪若く明るい歌声に 雪崩も消える 花も咲く ・・・・・・♪
●NHKニュースウオッチ9「消費税は社会保障充実のために使われるのです」と―「まるでピョンヤン放送、政府の広報宣伝放送みたいだ」と(インターネットTV「デモクラTV」の討論番組でパネリストの田岡氏)―かねてそう思えてならなかったが、やっぱりそうか。
●首相のマスコミ関係者との会食―かねてマスコミ各社の社長・編集長らと会食。最近は番記者とまで―NHKだけでなく皆んな首相の「オトモダチ」に、というわけか―頑張れ!お誘いのかからない「はぐれメディア」よ!。
 ただ、TBSの「サンデーモーニング」は比較的まとも。今日(6日)は「風をよむ」で「揺らぐ日本への信頼」という問題を取り上げていた。 隣国には根強い反日感情もあるが、最近は隣国だけでなく世界のあちこちからも日本への信頼に疑いをもつ向きが。個々の日本人に対してはそうでもないのだろうが、国がどうも・・・・・といった感じ。
●「写真撮りに行ってくる」と言って車で出かけた。女房「たく もう 増税でガソリン代かかるばっかりだっていうのに!」 そうか それじゃ自転車だな―小屋から出してきて空気つめ―今日から自転車だ、か
 ゴム長をシューズに替え、オーバーコートをジャンバーに替え、毛糸帽子も替えて出かけると、雨で2~3日休んだ間に、田んぼの雪はいつの間にか消えていた。四方をぐるっと見渡すと南に吾妻、北に朝日・月山、東に蔵王と全部見えた。(西の飯豊山は近くの山にさえぎられてそこからは見えないが、朝方、自転車で行ってきたところから眺めて写真を撮ってきた。)歌は「OK牧場の決闘」、これは(英語の歌詞で)唄えたが、パットブーンの「四月の恋」はところどころ忘れちまっていた。
 女房が当方の晩酌用のスペインワインをいつもの近所のドラッグから買ってきてくれたが、490円台だったのが、なんと100円あがって594円。なんたるこっちゃ!


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