米沢 長南の声なき声


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都知事選挙の決め手は原発と人物
2014年02月03日

 各候補は暮らしや福祉、防災、オリンピック等それぞれ政策を並べて、聴こえのいいことを言いあっているが、それらには、各候補がどの階層にスタンスを置いているかによって庶民本位か、業界団体本位か、政権寄りかで力の入れ方の違いはあろう。ただし、これらは誰が知事になっても都が担わなければならない職務として多かれ少なかれやらざるをえない分野。
 しかし、原発問題となると即ゼロか、それとも暫くは維持かで考えが分かれ、これが決定的な争点となる。ところが、どちらもそれぞれ候補が複数立って票が割れることになり、そこで決め手は人物ということになる。人物イメージには様々あって、威勢やはったりに長けた人、口上手で調子のいい人、カネやモラルの点でクリーンな人、スタンスが政権や業界団体と庶民のどちらの側に寄っているか、信念の人か等々の人物像がある。都知事には国際社会に対して、単に知名度があるとか語学に長けているとかは大したことではなく、首都のトップとして本当に相応しい人物か、という点でも、これらの人物像で最も重視さるべきは清廉な人で、都民はもとより諸国民に対して平和友好的で誰からも信頼される人物であるべきだろう。有権者・都民の方々は、そこのところをよく吟味して、それを決め手に判断してはいかがなものだろうか。


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