このホームページで「声なき声」を発信しているが、所詮「独り言」で、一人でつぶやいているようなもの。
やはり、人を目の前にして言葉を交わし、語り合う相手と場があった方がずっといいわけであり、どうやら、それを「革新懇」という懇話会に求めてきたのだと思う。
しかし、そこではテーマ・話題が限られていて、どうも、自分が話し聞きたいと思っていることが話題に登らないことが多く、何かもの足らない。
そこで、こんなことを思った次第。
1、市民の政治にたいする関心の高まりに対応
今や、(自分の一票で本格的な政権党交代を果たして)「一億総ノンポリ」?(市民の非政治性)から脱ノンポリへ
今までは、長きにわたった自民党(単独または自民党を主とした連立)政権の下で、「一億総中流」気分で保守安定志向から自民党・官僚政治に甘んじるか、あるいは「貧乏暇なし」(「貧すれば鈍す」「人貧しければ知短し」)で仕事と家庭の事で精一杯な人々は政治を考える余裕がなく(それでも生活は何とかなった)、あるいは諦めから「どうせ誰がやっても同じだ」とか「反対するのもバカらしい」という利巧な者たちのシニシズム(冷笑主義)(イデオロギーへのこだわりから人目がはばかられる「いかがわしいもの」「うさんくさいもの」といった政治の軽視・蔑視)が通用してきた。しかし、今や、そういうわけにはいかなくなった(生活実感から政治に無関心ではいられない)時代状況にあることを、多くの人々が悟り始めている。政治の話をタブー視・敬遠することなく、誰かに話したい、話を聞きたい、語り合いたい、そういう人々に語らいの場を提供する、それこそが革新懇。
この度の総選挙、政権党の交代、新政権のスタートと、今、目の前で展開している政治の動きに目を離せない。革新懇はこのような変化に積極的に対応すべきであり、今こそ活気づく時なのでは。
2、取り上げる問題は多様な人々の関心に対応
ローカルな(地域の)問題―「まちづくり」「産廃問題」「異臭問題」「合併問題」など―だけでなく、ユニバーサル(全国的・国際的)な問題―雇用・格差・貧困・子育て・教育・福祉・年金・医療・温暖化・食糧・エネルギー問題・核問題・憲法問題など―も取り上げるべきだ。
地域の限られた人々の、限られた問題だけでなく、全ての人々にとって切実な共通課題となっている諸問題を取り上げて、あらゆる人々の関心にそくしたテーマを設定、企画すべきなのでは。
3、世話人会の積極的な関与―事務局任せではなく
世話人は、会をリード、運営方針・懇話会テーマの決定、行事の企画、関係団体との共同行動への参加、会員の拡大(勧誘)などが、その役目。
事務局員は事務的な準備・下働きをするだけ。
一般会員は、「革新」「世直し」「~運動」などといった意識・使命感など無く、何かを義務づけられることもなく、ただ気軽に政治を語り合える「懇話会」だとの意識で、会報(革新懇ニュース)を取って(会費を出して)くれさえすれば、好きな時に懇話会に参加してもらうだけでよいのでは。(各回懇話会の度に、必ずしも全員集まらなくても―人数が少なくても―かまわない。むしろ、人数が少ない方が話しやすい。)
4、会報(全国革新懇ニュースと米沢革新懇ニュース)の普及
ピーアル用に(宣伝紙として)会員以外にも配れるように、余分に印刷する(全国紙は余分に送ってもらう)ようにしたほうがよいのでは。いずれ会員になってもらえるように。と、思ったりしたところです(・・・・・・これも「独り言」か?)。