米沢 長南の声なき声


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戦争被害各国に追悼碑を
2005年06月01日

 かつて日本軍から侵略され犠牲を被ったアジア近隣諸国民に配慮して、A級戦犯を合祀する靖国神社への首相参拝を控えるだけではなく、また自国に戦没者追悼施設を設けるだけではなくて、日本軍が侵略した各国に戦没者追悼碑を建ててはいかがなものでしょうか。勿論それぞれの国の意向と儀礼にそくして然るべき場所に建てるのである。そこには、その国の遺族や国民が訪れて追悼する。そしてその国を我が国の首相なり要人が訪問する際に、そこを訪れて追悼の誠を捧げ、不戦を誓う。それは諸国民とも納得できるものではないだろうか。そしてそれを通じて諸国民との和解・友好をはかるのである。
 戦後60年という画期にあたって一記念事業としてこういったことも考えてみてよいのでは。このさい我々は、自国の戦没者の追悼にこだわるだけでなく、日本軍から侵略された諸国の戦没者・犠牲者の追悼にこだわるべきなのではあるまいか。


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