米沢 長南の声なき声


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中国と何とかして和解を
2005年04月17日

 私が在職した高校は天津市のある学校と姉妹校を結んで生徒を派遣し合っておりますが、それが断絶してしまいかねない日中関係の情勢悪化を心配しております。
 反日激化の原因・背景は、日本と中国、どちらかといえば、我が国では中国国内の方に愛国教育など様々な問題が指摘されていますが、いずれにしても中国における今回のデモ騒ぎの結果は、中国にとってマイナスとなり、日本人の「反中」「嫌中」感情を強めてしまったうえ、中国側が問題にしている歴史問題など肝心の事が日本人にとっては「そんなことを問題にする方がおかしい」「それよりもそっちの方が問題だ」という結果なってしまっているということ。一方日本側にとってのマイナスは、根強い反日感情はますます払拭するのが難しくなってしまっているということ。
姉妹校である両校の生徒が、この後戦い合うなどということのないように、両国が和解すべく勇断されるよう、首相をはじめ政治家の方々に願うばかりです。


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