米沢 長南の声なき声


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常任理事国となる上で改憲は?
2005年04月01日

 政府は今、我が国が国連の安保理事国に加わる意思を表明している。それが認められるうえで、平和憲法の改変は、アメリカがそれを望ましいとしているが、中国や韓国などアジア諸国は否定的である。
 一方のアメリカは「日本がもし国連の安全保障理事国入りをしたいのであれば、九条を変えることを考えなさい」(パウウェル前国務長官)と云っているのに対して、他方は「日本は自衛隊の海外派兵の法的根拠を準備し、再軍備論議を活発に進めている。我々の苦しい過去を思い出させ、未来を不安にさせている。」「日本が普通の国家を越えてアジアと世界の秩序を主導する国家になろうとするならば・・・確固たる平和国家として国際社会の信頼を回復しなければならない」(ノムヒョン大統領)というわけである。
そこで、我が国が加盟国の3分の2以上の賛成を得て安保理事国入りを果たすには、アメリカが望むように九条を変える方向でいくのがよいか、それとも九条を守る方向でいくのがよいか、である。


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