米沢 長南の声なき声


ホームへ戻る


「アメリカ追従国家」か「不戦平和大国」か
2004年07月12日

 世界の各国はそれぞれ諸国民から一定のイメージをもたれ、評価もされているだろう。
 スイスやスウェーデンだったら「中立・平和国家」。アメリカだったら「自称『自由と民主主義の国』で好戦国」。ロシアだったら「かつての超大国で今は三流国家」。北朝鮮や旧イラクだったら「独裁国家」「ならず者国家」。
 それでは、我が日本はどういうイメージで見られているか。かつては「軍国主義の国」、ひと頃は「エコノミックアニマルの国」、今は「経済大国」、最近ハリウッド映画のおかげで「サムライの国」とのイメージも付け加わっている。それにもう一つ「親米国家」(「アメリカ追従国家」)。
 しかし日本国憲法がめざしているのは「不戦平和大国」であり、その「不戦平和大国日本」のイメージが世界に定着して、我が国が各国から信頼を得、国際社会において「名誉ある地位」を確保するようになれば、それが我が国にとって国益となるのである。
 我が国は「アメリカ追従国家」のイメージを払拭し、「刀を捨てたサムライの国」「不戦平和大国」のイメージ定着をめざさなければならないのではないかと思う。


ホームへ戻る